社名に込められた独自性を表現するロゴ制作
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デザイン制作
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ロゴ制作
名刺制作
株式会社ノーパッケージ様について
ノーパッケージ様はメインで中途採用の支援をされており、様々な求人媒体を掛け合わせた採用のサポートをワンストップで実施されています。
他社でノーパッケージ様のように幅広く求人媒体に対応できるところはほぼ皆無らしく、型にとらわれない採用スタイルを確立されているとのことでした。
代表の方が会社員時代のお話もお聞きしたのですが、会社の中では日々接するお客様に対して自社のサービスが例え良いものではなくても提案しなければいけない場面にかなりフラストレーションを感じておられたようです。
なぜならそれはただ安易に”パッケージ”されたサービスであり、全てのお客様にとってベストな内容ではなかった、とのこと。
そんな経緯もあり独立を決意されたようですが、”パッケージ”されたサービスを勧めるのではなく、そのお客様や企業様それぞれのご要望に合わせたサービスをフルオーダーメイドでご提案する、というコンセプトで、”ノーパッケージ”という会社の名前にされたそうです。
それはまさに型にとらわれない、いつも新しい提案で驚きと感動をお客様に与える素晴らしいサービスであることに間違いはありません。
株式会社ノーパッケージ様の課題・ご要望
そのような強い想いや独自のスタイルを確立されたサービスが、ロゴや名刺デザインにおいてしっかり表現できていなことがとても勿体無く感じました。
愛着や想い入れのない既存ロゴ
ノーパッケージ様はすでににロゴと名刺は持っていらっしゃいましたが、お話を詳しくお聞きすると起業当初ただ簡単に安価で作ったのでそこには何の思い入れもない、とのことでした。
お客様の身近に感じられる存在でありたい
代表のもう1つの目指したい会社の新しいイメージとして、お客様の身近に感じられる存在でありたいという希望がありました。
採用を全てノーパッケージ様に任せっきりにするのではなく、お客様にも今後を見据えた採用の力を身につけてもらうことが何よりも大切だと感じていらっしゃるようです。
それはまるでジムのパーソナルトレーナーのようにお客様としっかり向き合い、お客様と二人三脚で採用力を身につけて行くこと、とのことでした。
ノーパッケージ様へのロゴの改善提案
会社が目指していきたい指針を言語化
「採用のパーソナルトレーナー」
それはヒアリングを重ねる中で、代表の方と一緒にたどり着いたイメージでした。代表ご自身の肩書きだけでなく、今後の会社が目指していきたい指針としてのイメージがクリアになり、とても喜んで頂けました。
社名に込められた独自性を表現
社名にも強く込められたメッセージやサービスのコンセプトがしっかり伝わるロゴイメージであること。
またノーパッケージ様のサービスのように独自性をビジュアルで表現することが必須だと感じました。
そしてそんな強い想いで独立され会社を立ち上げたの代表の方が、5年、10年後もずっと使用できる、誇れるブランドイメージを作り上げ、愛着の湧くロゴデザインでもあることも目指しました。
デザインの方向性としてはお客様と伴走しながら採用力を身につけていくという親近感を感じさせながらも、プロフェッショナルで信頼感のあるイメージづくりを意識しました。
ロゴデザインは3案提案したのですが、こちら公開を代表の方が快くokしてくださいました。
A案は「Nのパッケージ展開図」。”N”の文字で箱の展開図のような形状を作り、社名ともマッチした独自性を表現しました。
シンプルですが、わかりやすく、馴染みやすいイメージを目指しました。
B案はパッケージに対して”NO”を強く訴求したもの。”NO”をさりげなく重ねて二人三脚感も表現しました。
また手書きっぽい書体にすることで、親近感を感じさせる固すぎないカジュアルなデザインに仕上げました。
C案は「クロスxN」Nが2つ重なって二人三脚している様子を表現しました。斜めに傾けていることで、スピード感や躍動感などもプラスした案です。
こちらどれにするか迷うほど気に入ってくださったのですが、結果Aの「Nのパッケージ展開図」に決定しました。やはり社名やそこに込めた想いをシンプルにストレートに表現したものが響いたようでした。
名刺デザインに関しては、会合が多く名刺交換を頻繁にするのでなるべく多くの人の記憶に残りたい、ほかの採用会社との差別化を図りたい、というご要望を加味して、要する”普通のよく手にする名刺”ではないものにするため、紙質と印刷法にもこだわり抜きました。重厚感のあるグレーのボード紙に、黒の活字印刷を起用しました。
ノーパッケージ様ロゴ・名刺デザインのまとめ
この度ロゴデザイン・制作を通して、代表の方のサービスに対する想いや、会社としてこれから顧客とどういう関係性を築いていきたいかなど、一緒に模索させて頂くことができ、そういった形のないものを形にしていくという制作の工程で大変やりがいを感じました。
ロゴデザインといえど、ただ何かカッコいいものを作るのではなく、理念や想い、考え方や今後の方向性など、様々なことを見直すきっかけにもなる役割も果たしているなと個人的に感じます。